チームXの仕事
一人の高齢者の医療・介護を家族、訪問医師、訪問歯科医、訪問看護師、ケアマネージャー、介護士、チームX当直医、チームX診療補佐を含めて複数の医師、メディカルスタッフが担当する場合は、正確なアップデートな情報の共有が不可欠です。そこでチームXでは
バイタルリンク(帝人が主催)というSNSを活用することとしました。バイタルリンク上にカルテサマリーを載せることにより患者情報は正確でより身近なものとなります。
チームX救急隊
必要があれば当直医は診療補佐の運転するチームX救急隊自動車で患家へ急行することができます。
3つの選択
患家から電話連絡を受けた当直医は患者の自宅待機か、チームX救急隊が急行し診察するかを判断します。急行し診察した場合はそのまま朝まで自宅待機するか、基幹病院へ搬送するかを選択します。
川崎市救急隊要請時のプロセス
基幹病院への搬送を選択した場合は基幹病院当直医へ電話連絡し、搬送先を探します。搬送先が決定したら紹介状を書き、患者または家人に手渡しします。119番通報し、川崎市消防隊に搬送の依頼をします。救急隊到着後、救急隊員に病状を知らせます。患者搬送後は、当直医は診療補佐の運転するチームX救急隊自動車で自宅またはホテルへ戻り、次の患者からの電話連絡に備え待機を続けます。